音楽の都・ウィーン。
1273年に神聖ローマ帝国の皇帝に選出された
ハプスブルク家のルドルフ1世によって
ウィーンに都が建設されました。
その後、640年の長きに渡りハプスブルク家の歴史が
ウィーンを中心に続くことになります。
街の中心に建つ世界遺産・シュテファン寺院は
ハプスブルク家が威信をかけて建立した
ゴシック様式のカトリック教会です。
シュテファン寺院
シュテファン寺院の祭壇
シュテファン広場から
北西の延びるグラーベン通りには、
17世紀に大流行したペストの沈静を記念して
建てられたというペスト記念柱・三位一体像があります。
ペスト記念柱
ペスト記念柱から2つ目の交差点を左折して
コールマルクト通りを行くと、
王宮(世界遺産)前のミヒャエル広場に出ます。
ミヒャエル広場より王宮
今日は午後2時ころまで雲が多く、
撮影に余り熱が入りませんでしたが、
その後、青空が広がってきたのでシュテファン広場より
地下鉄を3線乗り継いでハプスブルク家の夏の離宮として
ネプチューンの泉
宮殿のリス
この泉の背後の小高い丘に
グロリエッテの展望所があります。
ここに上ると、シェーンブルン宮殿の中庭と
花壇とシェーンブルン宮殿 1
花壇とシェーンブルン宮殿 2
宮殿の薄い黄色は
女帝のマリア・テレジア・イエローと呼ばれています。
宮殿には青空が似合いますね。
前夜の夕食はウィンナー・シュニッェル。
ビーフまたはポークの肉を平たく伸ばして
衣を付け焼いたもの。
ウィンナー・シュニッェル
明日はデュルンシュタインから船で
ドナウ川の世界遺産・ヴァッハウ渓谷を遡り
世界遺産・メルク修道院を見学して
ザルツブルクへ向かいます。
山梨勝弘
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