瀬戸内海に面した岡山県の鷲羽山の麓に四国との架け橋、
瀬戸大橋があります。
その橋の下の下津井港の冬の風物詩が「干し蛸」。
潮の流れが激しいこの海で捕れる蛸は肉厚で
身が引き締まっているといいます。
蛸の内蔵を取り、頭にワイヤーを入れて、
胸の辺りに切れ目を入れて、竹串で足を広げます。
その姿は宇宙人の様(まだ、見たことありませんが)。宇宙人と瀬戸大橋
宇宙人と太陽
撮影中に、どうやって食べるのかと訊ねたところ、
そこで今作っているということなので、購入してみました。
干し上がった蛸の身をスライスして
秘伝のタレ(甘口の鰻のタレ似)に付け混んだ一品は
歯ごたえがあり、味も絶品で酒の肴に最高!
写真を撮ろう撮ろうと思っていたのですが、
気が付いたら3日後に無くなっていました。
旅でのこんな出遭いに幸せを感じます。
山梨勝弘
http://www.yamanashi-photo.net
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