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2011年11月29日
撮れたて情報 「日本一の串柿の里」
和歌山県のかつらぎ町は日本一の串柿の里です。
山里の最上部の集落では
柿畑が斜面に沿って一面に広がっています。
集落の柿畑
串柿農家が山間の上部に集中しているのは日当たりと
「剣」を表す正月の縁起物だそうです。
本来は保存食用でしたが、今は飾り物として使うそうです。
はっきり言って、私には硬くて食べ難かった。
料理の和え物としてはいいかも・・・。
何も知らない東京人としては、てっきり食用かと思って、
柿好きの女房に沢山買ってしまいました。
しかし、甘くて柔らかい「あんぽ柿」も
同時に買って帰ったので面子が立ちました。
山梨勝弘
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2011年11月26日
撮れたて情報 「瀬戸大橋に宇宙人?」
瀬戸内海に面した岡山県の鷲羽山の麓に四国との架け橋、
瀬戸大橋があります。
その橋の下の下津井港の冬の風物詩が「干し蛸」。
潮の流れが激しいこの海で捕れる蛸は肉厚で
身が引き締まっているといいます。
蛸の内蔵を取り、頭にワイヤーを入れて、
胸の辺りに切れ目を入れて、竹串で足を広げます。
その姿は宇宙人の様(まだ、見たことありませんが)。宇宙人と瀬戸大橋
宇宙人と太陽
撮影中に、どうやって食べるのかと訊ねたところ、
そこで今作っているということなので、購入してみました。
干し上がった蛸の身をスライスして
秘伝のタレ(甘口の鰻のタレ似)に付け混んだ一品は
歯ごたえがあり、味も絶品で酒の肴に最高!
写真を撮ろう撮ろうと思っていたのですが、
気が付いたら3日後に無くなっていました。
旅でのこんな出遭いに幸せを感じます。
山梨勝弘
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2011年11月24日
撮れたて情報「みすゞさんのふるさと」
山口県の仙崎に立ち寄りました。
巾着の様な地形の港町に実家の本屋さんがあります。
金子文英堂
胸像と碑文
みすゞさんは今でもこの町にいて、
みんなから愛され慕われています。誰が始めたのか家々の表には、
手作りでみすゞさんの詩が掲げられています。
町の西に広がる緩やかな弧を描く浜辺。
この浜辺で「すなの王国」を創ったのかな・・・。みすゞさんもここから山の向こうに沈むお日様を
きっと、何度も見たのでしょうね。
深川湾の夕景
王子山の展望
公園になるので植えられた、
さくらはみんなかれたけど、
きられた雑木のきりかぶにゃ、
みんな芽が出た、芽がのびた。
木の間に光る銀の海、
わたしの町はそのなかに、
竜宮みたいにうかんでる。
銀のかわらと石がきと、
ゆめのようにも、かすんでる。
王子山から町見れば、
わたしは町がすきになる。
ほかしのにおいもここへは来ない、
わかい芽立ちの香がするばかり。
「ほかし」は発酵させた肥料のことかな?
山梨勝弘
http://www.yamanashi-photo.net2011年11月21日
撮れたて情報「菊池渓谷」
阿蘇山の北西に位置する菊池渓谷、
その水源は阿蘇山を源にしています。
流れの淵に沿って遡ると、落差は少ないが
趣のある滝や苔むす岩場の滑らかな流れ、
それは奥入瀬とは異なった渓流美を見せてくれています。
往復1時間ほどの遊歩道はよく整備されています。
最初のポイントが黎明の滝。
滝の飛沫が朝の光を受け、水の細かい粒子が煙のように
滝壺に舞い上がっていました。
黎明の滝
四十三万滝
広河原
今年の菊池渓谷の紅葉は良くなかったようです。
渓谷の苔むす樹木
この地が豊潤な水の恵みを受けている証ですね。
山梨勝弘
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2011年11月19日
撮れたて情報「日本の夜明け」
アマテラスオオミノカミが岩屋に立て籠もった
天岩戸事件?をはじめ数々の神話が残る町です。
町外れの国見丘は日の出と雲海の名所。
50台ほど停められる駐車場は日の出前に満杯。
日の出1時間前の6時に三脚をセット。
霜注意報が出た朝だが、それほど寒さは感じられなかった。
日の出30分前の最初の朝焼け。
6時34分
急速に薄雲が張り出したおかげで、再び空が焼けました。
6時34分
峰より昇る朝陽。
写真を撮る人以外は合掌していました。
6時58分
7時44分
この雲上のドラマは宿で朝寝坊していたら見ることが出来ません。
国見丘に建つ天孫降臨をイメージした日向風土記逸文の像。
ニニギノミコトと大クワ・小クワだそうです。
朝陽と像
正面から見るとこうです。
今日はまさに神々しい日の出でした。山梨勝弘
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2011年11月18日
撮れたて情報「御輿来海岸」
熊本市の南西に突き出た宇土半島の中間、有明海側に
御輿来海岸があります。
御輿来海岸の名前の由来は、景行天皇が景色に感動して
御輿を止めさせたことから付いたという。
美しさは一番です。特に干潮と夕日の時間が一致するときは
大勢の写真愛好家や観光客が集まります。
今日は潮の引き方が少なかったようです。
御輿来海岸夕景
翌早朝、有明海に浮かぶ雲仙岳と有明の月を
見ることが出来ました。朝の有明海
山梨勝弘
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2011年11月15日
撮れたて情報 「日本の里・五木村」
11月12日は「五木の子守歌」の道の駅で車中泊。
五木の子守歌は幼くして両親と別れ、
子守奉公に出された子が故郷の五木を慕った歌です。
あの「おしん」に通じるところがあります。
すぐ側には立ち寄り湯があり、居心地の良い所でした。
五木村はこんな所です。子守唄をイメージした像
杉の美林
苔の清流
翌日、五木小川沿いの白滝公園に寄ってみました。
白滝とは、水が流れ落ちる滝のことではなく、
白滝白滝に至る遊歩道からは深緑の淵に沢山の魚影を
五木小川の支流・飯干川にかかる落差35メートルの大滝。
深山幽谷の滝までは駐車場から700メートルで
途中、ヤマメの産卵地となる浅瀬が何箇所もありました。
深山の名瀑・大滝 山梨勝弘
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2011年11月12日
撮れたて情報 「せんだん轟の滝」
おかげで久しぶりに湯ッタリとしています。
ヨーロッパ旅行での動き過ぎで傷めた首と肩も
九州での温泉三昧で大分調子良くなりました。
昨日も天気が悪かったので気分転換に有明海沿いの
玉名から熊本の山奥へ移動。
目的地は平家の伝説が残る五家荘のせんだん轟の滝。
途中、美里町にある国重文の霊台橋に立ち寄りました。
重厚な石組みの霊台橋
さらに進むと県道52号線の岩奥付近から
山霧に見え隠れする長閑な茶畑の山里が眼下に・・・。霧の山里
急カーブが続く狭い山道,やっと滝入り口の駐車場に到着。
駐車場から滝までは行きは下りで10分、帰りは15分。
初めての訪問で何も情報が無く来たが、来て良かった。
動けば動いたなりの成果があります。
現場に行って自分で確認することが一番だと 山梨勝弘
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2011年11月11日
撮れたて情報 「柳川の名勝庭園」
柳が影を落とす川面を行き来する小舟。
そんな風情のある町に二つの名勝庭園があります。
旧柳川藩主の立花邸。
五代柳川藩主貞俶の別邸として建てられた立花邸。
地元では「御花」と呼ばれています。
名勝庭園の「松濤園」は盆栽のように整った
沢山の黒松に囲まれた趣のある池です。
鴨が遊ぶ松濤園
旧戸島家庭園。
この地方の典型的な武家住宅である旧戸島家は柳川藩の中老・吉田兼儔の隠居所として建てられました。
座敷から庭を望む
山梨勝弘
http://www.yamanasi-photo.net2011年11月10日
撮れたて情報 「田原坂」
2011年11月09日
撮れたて情報 「シチメンソウ」
佐賀県の佐賀空港に隣接する有明東与賀海岸に自生する
シチメンソウの紅葉が今見ごろです。
塩生植物のシチメンソウは有明海の干潟に群生する
アカザ科の一年草で、11月に赤く変色します。
北海道の能取湖に自生するアッケシソウ(サンゴソウ)に
似ていますが、シチメンソウの方は茎が細く背が高いです。
曇りの夕方の撮影でしたが、晴れればもっと綺麗でしょうね。
シチメンソウ
赤い絨毯と両子山
有明海と多良岳、経ヶ岳
山梨勝弘
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2011年11月07日
撮れたて情報 「天の磐船」
天孫饒速日命をお祀りする神社です。
御神体は天の磐船で、拝殿に覆いかぶさるような
巨岩からはなにやら強烈なパワーが感じられます。
神社内を流れる天野川渓谷を埋め尽くす巨岩群の
「岩窟めぐり」に興味を抱き、
9時の拝観時間を待つ間に入場の注意書きを読むと、
年齢制限10歳以上75歳未満、体力に自信の無い方、
泥酔者お断り、と云う様なことが書いてある。
また、かかとが高い履物、滑りやすい履物もしかり。
当初、その意味が良く理解できなかった。
しかし岩窟に一歩足を踏み入れた途端、
こんな所を一般者に入らせるのかと・・・。
注意書きの意味が良く理解できました。
暗い岩窟内は足元も良く見えず、
湿った岩は滑りやすく、高低差もある。
おまけに、やっと体だけが通れるくらいの難所も。
拝観料を払うとき、「ザックと三脚は預かります」
そして、私のカメラを見て「壊れても知りませんよ」
と言われた言葉がよみがえった。
今までにいろいろな鍾乳洞にも入ったが、
距離は僅かだが、ここが一番スリリングだった。
入り口からいきなり岩間を降りるとこの景色。
岩はツルツルです。
何処の隙間を抜けてここにたどり着いたのか。
上の空間は通れません。
岩窟内唯一の灯り。
拝殿の後ろの巨岩が御神体の「天の磐船」です。
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